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オカナツワールド

花の生涯


最近「花の生涯」なるドラマを見ておるが、なんと主人公が井伊大老なのじゃ。(何度かドラマ化されているようなのでご存知の方もおられるでしょうが)
井伊直弼をいわゆる”いいもん”に仕立てたドラマって珍しい。
あの人自身はたぶん実行力もあって、先見の明もあった人なんだろうけど、安政の大獄はいただけなかったと思うわけで(しかも橋本左内やら吉田松陰やら応援したい人こそが殺されている)、どうやったって、シンパシーを感じにくい。

しかしどのようなドラマを見ても、副将軍水戸斉昭をよく描いたものはござらぬなぁ…(苦笑)
(余談ですが、このドラマでは斉昭を佐藤慶さんが演じておられます。
彼は水滸伝でも相当な「ワル」を演じており、嫌な役がよく似合うなぁ~と思いながら見ておりもす)

それにしても、井伊直弼をいいものにしちゃうと、名君と名高い島津斉彬や松平春嶽もこんな風に描かれちゃうのか、となかなかおもしろうござる。
斉昭と斉彬と春嶽で、14代将軍は一橋慶喜で行こう、と密談を交わすシーンがあるが、これは本当にそういうこと(そんな密談)があったのでしょうかね?
『翔ぶが如く』では島津は老中阿部正弘と仲良しで、一橋公を立てるとかそういう画策も阿部さんとしていて、斉昭とはうまく行ってないように描かれていたので。
ただ慶喜は斉昭の実の息子だし、斉彬も一橋派だったので、そういうこともあったといえばあったかもしれん。

それにしても井伊さんはなぜ紀州慶福公を推していたんですかい?
『花の生涯』では、慶喜は将軍の器ではない、ということを理由にしていたけど、でも当時慶福は子どもじゃん。
その理屈だけでは通じないと思うので「水戸派」対「反水戸派」、と考えるのが一番構図として分かりやすいんでしょうか?

まあ長々と書いてまいったが、今はまっている一番の理由は、実は

三浦友和さんが出ているから

だったりします。

三浦友和さんは、今までも色々なドラマで見てきたけど、実はすごくきれいな顔をした、素敵な俳優さんであるということに最近気づきました。
今頃気がつくなんて…わしはまだまだじゃのう。。。殿方を観る目が養われておらぬわ。

今録画中でまだ観ていないけれど、「利家とまつ」にも気の強い女房を持った心優しい利家のお兄さん役で出ているので、今から観るのが楽しみじゃ。

三浦友和さんみたいな人、身の周りにいないかしら。。。

by okanatsuworld | 2008-04-10 10:54 | 時代劇

無芸大食晴れ女オカナツが留学時代に記していた「無芸大食留学備忘録」の帰国後バージョンです。
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2004.7-2005.9の英国留学時代、「無芸大食留学備忘録」というブログを記しておりました。

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