オカナツワールド

カテゴリ:book( 17 )

永遠の0


大将にいただいたご本のうち、まず永遠の0という本を読み始めました。(それから読め、というご指示だったので。上官の命令には逆らえませぬ。)


特攻に散ったおじいさんの足跡を追う孫たちが主人公で、おじいさんの戦争時代の知り合いから話を聞くことを通しておじいさんの姿を知る、というはなしで、設定はいかにもしょぼいですが、それに反して最前線で戦っていた飛行機乗りたちの描写の細かいこと。

知らなかったことがたくさんありました。

そもそも空母と戦艦の違いもよく分からなかったし、ミッドウェーで空母が4隻沈められたことがいかに打撃だったか、ということもよく分かっていませんでした(恥)

私は靖国に参拝するたびにあそこに掲げられる遺書を読み彼らの死を悼み、自分を叱咤しておりますが、そうやって散っていった若者たちが、実際前線ではどのような状況だったのか、何をしていたのか、あまりに知らなさ過ぎました。

まだ3分の1程度しか読んでいませんが、大変面白く続きを読むのが楽しみであります。

この本、こんな陳腐な設定のフィクションとして書かれるのではなく、名も無き兵士たちの回顧録としてドキュメンタリーに出来なかったのかな。
というくらい、この孫たちの出来がひどいのです。全く感情移入できん。

戦後の歴史教育は確かにひどい、と私も思う。
でも司法試験を受けようかという子(主人公の男の子)やフリーライターをしてる人(主人公の姉)がここまで不見識である、とは思いたくないが(というくらい私から言わせてもらえばアホ)。

まあでも以前もブログに書きましたが、半藤一利さんの講演を聴きに行ったとき、半藤さんが日本の戦後教育はひどい、と嘆いておられたのを覚えています。
半藤さんがある女子大で講義を行って、第二次世界大戦において日本が唯一戦わなかった相手国は、という4択を出したとき、(選択肢は米英独豪だったと思うのですが)独と答えられた人が少なかったというはなし。
詳細は忘れましたが5割切ってたような。
中には米国と答えた人もいたらしい。うそだろー。信じたくない。

ほんとね、教育のせいだけには出来んけど、なんだいその平和ボケ、と思うわけですよ。許せん。

まあでもね、私の新しい上司、旧加賀藩邸があったところに立つ大学のしかも法学部卒なんですけどね、二〇三高地を知らなくてですね、もちろん水師営も知らなくてですよ、何で大連なんて行きたいの?みたいなこと言うわけですよ。
そんなことも知らないでその学歴に意味があるのか、と思う、というはなしを何人かにしたら暴言だ、と笑われましたけどね。
いえ、あたしゃマジですけどね、高学歴者に対する僻みですかしら。

とにもかくにも永遠の0と、そのあとの広瀬中佐の本を、2/16までに読まにゃなりませぬ。

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by okanatsuworld | 2011-01-17 22:42 | book

おそめ


という本を読んでいます。
ノンフィクションです。

菊之助丈と、と言うかお母さまの富司純子さんと縁浅からぬ女性の話しなので読んでるわけですが、その本に白洲次郎・正子夫妻が出てきます。

次郎さんは銀座エスポワールというバーのママと恋仲になったというくだりがあって、やっぱりか!と思いました。

正子さんは結構奔放に生きた人で、本の中でも青山二郎と京都に行くシーンがあります(それは出張のようなもので恋人との旅行というようなものではないみたいですが)。

次郎さんは仕事が忙しすぎて奥さんが何してても気にならないのかあ、と思ってたのですが、何のことはない、自分も外でよろしくやってたってことか。

何か安心した、人間くさいところがあって。
さすが従順ならざる唯一の日本人。
きっとそのほかにもたくさん恋人がいたんでしょう。

それにしてもこの本を読むと、同じ民族ながら全然違う世界、全然違う倫理観で生きてる人たちがいて驚くわ。

富司さんが菊五郎さんの奥さんがつとまったわけがわかる気がする。

なんと言うか、男の人は浮気するもの、外に女の人がいるもの、ということを肌で分かっていたんじゃないか。

その点小林麻央嬢は純粋培養っぽいから苦労しそうだな〜

菊之助丈も実は遊び人なのかもしれないね、今の世の中は昔よりその辺のところが潔癖になってきているので気の毒と言えば気の毒だけどね。

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by okanatsuworld | 2010-01-24 12:38 | book

第一回坂の上の雲飲み会


終了。

どうも5年前に私は「坂の上の雲」、と言うより当時の日本のけなげさ、素晴らしさについて力説していたらしく(覚えてない)、5年のときを経て友人がようやくそれを理解してくれたらしい。

今日は「坂の上の雲」について語りましょう!ということでなつかしのステラ・アルトワを飲んできました。

今日はその友人が東郷のリーダーとしての素晴らしさについて力説してくれた。

次回のテーマは島村速雄です。
参加なさりたい方いませんか???(笑)

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by okanatsuworld | 2009-10-02 00:30 | book

三国志


三国志、まだ読んでたりします、読み始めてからもう3ヵ月も経ってますが。

この面白さは初めて出会った感じ。

会社経営者とか、エグゼクティブの人たちがしきりに面白いというのが分かる。

単なる男くささとか、歴史ロマンとか、それだけじゃなかった、社会で、仕事で必要な要素が全部網羅されてる。
いや、これ読んだことないって言う経営者は信頼できないな、みたいな。

で、昨日とうとう関羽が死にました。。。

北方さん一流のハードボイルドな死に方だった。

私寝床で読んでて号泣しました。。
このシーンを電車の中で読んでなくてよかった。

北方さんは、登場人物に好き嫌いがあるんだろうな(想像ですが)。

多分、曹操は好きなんだと思う、厳しい人物には書いてあるけど、狡猾さとか憎たらしさはない。
あと張飛。関羽に比べて張飛の描写が細かい。
それから馬超。めちゃくちゃかっこよく書かれてる。

で、孫権のことは好きじゃないみたい。愚図でずるい感じに書かれてる。

私の好きな趙雲は。。。この本でもそれほどの描写がない。。。
独身だし。。。

関羽が死ぬと、曹操の死も間もなく(だったはず)。

司馬懿とか、馬謖とかも出てきて、オーラスに近づいてきました。

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by okanatsuworld | 2009-03-16 06:18 | book

図書館で


借りて読んでる本は「三国志」だったりします。

「レッドクリフ」の影響か世は三国志ブーム(かどうか知りませんが)、最近テレビで三国志(の好きな)芸人がクイズを出し合うみたいなのをやっていて、 この人はあんまり賢そうじゃないなーと思っていた芸人さんが出ていたことにひどく衝撃を受け、変な負けず嫌い魂がむくむくと湧きあがり読んでみたくなったのであります。

過去、吉川バージョン、横山バージョン(これは漫画)ともに挫折した経験があったので、比較的読みやすいと聞いていた北方版にチャレンジしてみることにしました。
もう一つ、去年の今頃見ていた「NHK人形劇三国志」の映像が今ならまだ覚えている、呂布はあれだな、とか、華佗はお医者さんで曹操に殺されちゃうんだよな、とかおぼろげに覚えているうちに、読んでもう一度しっかり記憶を焼きつけておかねば、というタイムリミットだった、というのもあります。

読むには当時の地図と、本当は年表もあった方が読みやすい、と言うか、距離感や時間の流れがつかめます。
色々分かったことがありますので、この備忘録ブログに記載。

とか言って、分かる人には分かると思いますが、まだ呂布が生きておりようやく薫卓を殺したところなので、まだまだ先は長いんですが。

1.劉備・関羽・張飛が出会った時、
劉備:24歳
関羽:23歳
張飛:17歳
だった。(ちなみにその時曹操は29歳)

2.劉備はしばらくコウソンサンの客将みたいなことをしているが、なんとそれが約7年も続く。

3.三国志は2世紀後半~3世紀の話ですが、この時代にもう宦官がいた。
宦官は子どもの頃に去勢されるので髭が生えない。
なので軍人は髭を生やしてた。

4.私の好きな趙雲と、劉備はコウソンサンのところで出会うのですが、そのとき趙雲は20歳前後。
その時張飛はもう24歳くらいなので、趙雲は張飛よりさらに4歳くらい若い。

5.劉備は耳がでかい。

6.中国の一里は400m。(日本の10分の1)

7.周瑜はハンサム。


まあ私的には1と4に驚いたんですが。(張飛が最初そんなに若かったことと、趙雲が張飛よりさらに年下だということに)

また読み進めて行って面白い情報がありましたら載せます(自分のために)。

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by okanatsuworld | 2008-12-04 22:05 | book

ここに越してきて


もう2年以上経つというのに未だ図書館に行ったことがなかった。

金融危機だし住民税は上がり続けるし、緊縮財政を強いられている高額納税者としてはいくらかでも元をとるべく図書カードを作ってみた。

今は大体どこの自治体の図書館でもそうだと思うけど在架の図書を検索したり予約を入れたりできる。

在架図書検索して驚いたけど、映画のDVDとかまであった。
昔住んでいたところでもクラシックのCDとかはよく借りていたけど、映画まであるとは。

TSUTAYA要らないじゃん。
もともと映画は観ないのでまあ借りることはないと思いますが、住んでるとこに大きなレンタルビデオ屋がない、もしくは潰れていく理由が分かった。

今音楽もiTuneとかで安くダウンロードできるしね、わざわざ借りに行く必要ないもんね。

で私の借りたい本は予約待ちなので借りられなかったわけですが、新聞のみならず色々な雑誌の最新号が揃っていて、今日発売のananまであって、小学校の隣にある図書館として、抱かれたいなんとかランキングだのSEX特集だのをやる雑誌を置いておくのはいかがなものか、とPTA的に思うわけですが、まあ私は今のところPでもTでもないんですけど、一住民、一高額地方税納税者(しつこい)としてみればこんな便利な環境はないわけでして、今まで利用しなくて損してたな、と思うわけですよ。

あの書架一つ分くらいは私貢献してるよな~

と一人悦に入りながら帰ってきました。

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by okanatsuworld | 2008-11-26 19:19 | book

動機善なりや、私心なかりしか


私が尊敬してやまない知人が教えてくれたことの中の一つで、稲盛さんの言葉です。

私はアントレではないのでこの言葉にそって生きるのは難しい(ぶっちゃけ、私の行動の動機に私心がまったく入らないことはないので)けど、そういう気持ちを拠り所に行動することも少しはある人間になれますように。

---------

「峠」はまもなく読み終えます。
今年はあと読めても一冊くらいかなー。
結構たくさん本を読んだ一年だったけど、読みたい本がまだまだたくさんあるわ。
結局「大学」も「四書五経」も全然手を付けられなかったし。

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by okanatsuworld | 2007-12-04 21:05 | book

日本の昭和史の教育について思う


最近涙もろく、何を読んでも何を見ても泣けてくるので、よっぽど心が病んでいるのか死期が近いのかのどちらかだと思うが、死ぬまえに山口祐一郎さんの島津久光だけは見せてくれ、もう一つ言えば、菊之助さんの弁天小僧菊之助と揚巻だけは見せてほしいと思っているオカナツであります。

昨晩ようやくのことで「米内光政」を読み終えましたが戦争末期から終結に至る道がかくも険しく、悲壮であったことかと驚くと同時に、自分があまりにも知らないことが多かったことに、愕然といたしました。

全体、私はこれだけのことを歴史あるいは日本史の授業で学んできたのだろうか?
自分の勉強不足を棚に上げて言おう、現在の日本に、どのように日本が戦争に突き進んで行ったか、その中で戦争に反対し、その突入を阻止すべく尽力した人がどれだけいたのか、天皇陛下がどれだけお心を傷めていらしたのか、説明できる人がどれだけいるのだろう?

自分の拠って立つ国の歴史も知らず、知識も持たない人をこれだけ世の中にのさばらせておいて平気なのかね?
これで近隣諸国やら果てはアメリカにまでやいのやいの言われて、言い返す言葉を持っているのかね?

1冊読んだくらいで分かった気になるつもりは毛頭ないが、1冊読んだだけでもこれだけ知らないことがあるということは、もっと深く深く掘り下げていったら、どんどん知らないことが出てくることが怖い。
そんなことも知らず、終戦後の先人の築いた富だけを享受して生きている自分がとても軽薄な人間に思えてならない。

広島・長崎に新型爆弾が落とされ、ポツダム宣言を受諾しようかという頃、ことここに至っても、陸軍の中には徹底抗戦・一億玉砕を唱える者がいたと言う。
8月9日の深夜開かれた御前会議で、天皇陛下はポツダム宣言を受け入れ、戦争を終結させようと”決断”なさった。
白い手袋であふれる涙を拭いながら、

「自分の任務は祖先から受けついだこの日本を子孫に伝えることである。」
「自分のことはどうなってもかまわない。」

という旨のことをおっしゃったそうだ。

あるいは、西園寺公望がこのときまだ生きていたら、「立憲君主にあるまじきこと」と天皇陛下をいさめたかもしれない。
それほどこの”決断”は異例だ。

ここのくだりは本当に泣けた。
と同時に、そのような事実があったことを今まで知らなかったことを、日本人としてとても恥ずかしく思った。

20世紀の日本の歴史(教育)は、あまりにも無色透明で無機質で、ということを留学時代のブログにも書いたことがあるけれど、知らなければならないことを知らずに来ている気がする。
ことさらに愛国的になる必要はないが、自虐的になる必要もない。

ただし、
1933年 日本・国際連盟脱退
1939年 ドイツ・ポーランド侵攻
1941年 太平洋戦争開戦
1945年 ポツダム宣言受諾・戦争終結

なんていう文字だけでは分からないことがたくさんある。ありすぎる。
そんな歴史を経てきて、現在の我々が在るというのは紛れもない事実なのに、スルーしすぎている気がする。

読んで面白かった本は多々あるけれど、これほどまでに出会っておいてよかったと思う本は初めてだ。
自分の無知を恥じると共に、もっとたくさん知りたいと思う。

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by okanatsuworld | 2007-08-14 12:21 | book

2007年に入ってから読んだ本


備忘録と今後の予定。

【2007年1月~読んだ本】
世に棲む日日 (全4巻)
花神 (全3巻)
人斬り以蔵
新選組血風録
燃えよ剣 (全2巻)
友人から借りた本

【今後年内に読む予定の本】
酔って候
幕末
アームストロング砲
米内光政
井上成美
山本五十六 (全2巻)

今AMAZONで9冊ほど本を買ってしまったので、それも年内に読めたら読みたいですが、ちょっと厳しいかも?
一応目標は1年で24冊読むことです。

それにしても、私の興味は1860年頃~1945年頃に凝縮されておりますなぁ。

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by okanatsuworld | 2007-05-14 19:46 | book

論語と古典


私に決定的に影響を与え続けている知人が一人いて、秋山真之が好きだと言ったのも、「狂気が時代を動かす」と松陰は言った、と教えてくれたのもその知人で、私が『世に棲む日日』や『坂の上の雲』を読もうと思ったのも、その知人によるところが大きいわけだが、その彼が今私に薦めてくれた本(学問)が

「論語」と陽明学。

彼曰く、
古典には全てが在る。
全てが古典で解決する。

んだそうだ。
うーん、何度か聞かされたが、いまいち心惹かれないぞ…

確かに、松陰にしても高杉晋作にしても陽明学を勉強していたらしいから、行き着くところはそこになるのかもしれないが、もうそれは思想や哲学の世界で、そこにまで踏み出すのはちょっと勇気がいるなぁ…

それにしてもその知人、昔から博識な人だと思っていたが、カントは教授時代朝7時から授業をしていただとか、「平成」の元号を考えたのは安岡先生だとか(まあ私は安岡先生なる人物自体を知らなかったのですが)、毎回毎回新しいことを教えてくれて、大変勉強させてもらっております。

歳をとるにつれ、「世の中にはものを知らない人が多いなぁ」なんて不遜なことを思うことが増えてきたが、彼とはなしをする度に「私ってほんと何も知らないなぁ」と思わされ、まだまだだわ、と思うわけです。

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by okanatsuworld | 2007-05-14 10:00 | book

無芸大食晴れ女オカナツが留学時代に記していた「無芸大食留学備忘録」の帰国後バージョンです。
by okanatsuworld
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ようこそ「オカナツワールド」へ

2004.7-2005.9の英国留学時代、「無芸大食留学備忘録」というブログを記しておりました。

ブログという媒体が気に入ってしまったので、帰国後も続けてみることにしました。

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