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オカナツワールド

天翔ける風に


お芝居を観に行ったので久しぶりに更新します。

「天翔ける風に」という芝居を観てきました。

再演だということは知ってたけど私は初めて。

今回行くことにしたのは、銀ちゃんが出るからであります。

あれ、これミュージカルなはずなのにな、と思ったが、やはり銀ちゃんミュージカルは初めてだった(笑)

しかもプログラム読んだら銀ちゃんのところに「ミュージカルは嫌いです」、とまで書いてあった(笑)

確かにミュージカル俳優の歌い方ではなかった。
でもそれほど下手でもなかった。

それにしても他はほぼミュージカルの役者、帝劇で見たことある人たちばかりの中に銀ちゃんがいるのは不思議な感じがした。

昔明治座で見た芝居でミュージカルっぼいシーンがあったとき、銀ちゃんのセリフで

「そういうのは帝劇でやってくれ」

というセリフがあったけど(アドリブかもしれないけど)、まさか銀ちゃんが「そういうの」に出るとはね。(箱は帝劇ではないが)

さて、相変わらず初見の芝居について何の下調べもなしに臨んだ私、始まってすぐ、あれ?この話し知ってるぞ?と思った。

そしてこの既視感のわけが分かりました。
この話は野田秀樹さんの「贋作・罪と罰」をミュージカル化したものだったんですね、私が松たか子さんの女優としての能力の高さに度肝抜かれた作品です。

松さんの役をタータン、古田新太さんがやってた役を銀ちゃんがやったのでした。

その時も今回も思ったけど、一つの話しにいろんな要素を盛り込みすぎなので若干消化不良ではあります。なんとなく冗長だし。
一人一人の行動のモチベーションやバックグラウンドをちゃんと把握しておかないと、本当に消化不良になる、何でこの人はこういう行動をとるんだ?って。

でもまあ優秀な俳優さんたちばかりなので安心して見ていられました(銀ちゃんの歌はちょっとドキドキしたけど)

あ〜やっぱ銀ちゃんかっこいいわ、最後にタータンを抱き締めたときの横顔のきれいなこと。
どういう経緯で銀ちゃんにこの舞台の話が行って、銀ちゃんはどうしてそのオファーを受けることになったか分からないが、とにかくこのお話を銀ちゃんに持って行ってくれてありがとーーーと言いたい。
銀ちゃんにぴったりだった。

今年は銀ちゃんの出る芝居が三本も見られていい年だったなあ〜

来年もまたたくさん出てほしい。(2月に本多劇場は決まっているみたいだ。本多劇場って。。。下北だよ。。。(涙))

さて、終演後、劇場内で松原剛志氏をお見かけしてしまいました。
松原さんと言えばおととし?のレ・ミゼのフイイ、あまりの歌のすばらしさにハートを撃ち抜かれたあのフイイの松原さんです。
もう今日はフイイしか見ない!と言って、ABCカフェ以降カフェ・ソングまでフイイだけを追い続けた、あの松原くんです(分かりにく~)。

この秋またレ・ミゼがありますが、松原さんは見事アンジョルラスに昇格(?)。
押しも押されもせぬプリンシパルであります。

この秋は松原アンジョと原田アンジョを楽しみにしてた私、ここで松原さんを見かけたのがあまりにも嬉しくて
思わず、「秋の帝劇行きます!アンジョルラス楽しみにしてます!」と声をかけてしまった☆
我ながら勇気があった。

ことほど左様に芝居を観に行くと結構いろんな人をお見かけします。
今月も、なだぎさんと友近さんを見かけましたし、あと村井国夫さんとか、石井一孝さんとか。

以上、ちょいと余談でした。

by okanatsuworld | 2009-08-29 21:41 | theatre

無芸大食晴れ女オカナツが留学時代に記していた「無芸大食留学備忘録」の帰国後バージョンです。
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2004.7-2005.9の英国留学時代、「無芸大食留学備忘録」というブログを記しておりました。

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